若返りのためのチベット体操

定期的にエクササイズをして体を動かすことは、身体の若返りのために大切なことです。

と言っても、無理に激しい運動をする必要ありません。普段からあまり体を動かす習慣のない人は、まずは簡単な体操から若返りエクササイズを始めてみるのが良いでしょう。

最近、若返りのための「チベット体操」といわれる方法が注目されています。チベット体操は、チベットのラマ僧の間で行われている儀式を体操の形にしたもので、ヨーガの原型とも言われているものです。

このチベット体操は、5種類のストレッチにも似たゆったりした動作が基本となり、一日15分程度で出来てしまいます。ヨガのようにたくさんのポーズがないので、誰でも簡単に覚えられるでしょう。その基本の動作を紹介しますので、一度お試しになってみてはいかかでしょうか。

1.まっすぐに立ち、両腕を水平に広げ、右回りにぐるぐる回る。目が回る前にやめる。

2.仰向けに寝る。鼻から息を深く吸いながら、あごと足をゆっくり上げる。足はひざを曲げずに、床と垂直になるようにゆっくり上げる。口から息を吐きながら、ゆっくり元に姿勢にもどす。

3.ひざを床について上体はまっすぐにして、両手はお尻の下の方にあてる。息を吐きながら頭を胸の方に引き寄せる。息を吸いながら、腰を少し前に出す感じで上体を後ろにそらす。息を吐きながら、元の姿勢に戻る。

4.足を伸ばして座る。足の間は30cm程開き、手のひらは床につける。息を吸いながらあごを胸の方に引き付け、息を吐ききる。息を吸いながら上体をそらせ、頭をできるだけ後ろにそらせ、腰を上げていく。足と腕で身体を支えながら、テーブルのような形になる。息を吐きながら、元の姿勢に戻る。

5.うつ伏せに寝て、手のひらは肩の横くらいで床につける。足幅は肩幅ほど広げ、つま先をたてる。足と手のひらを支点として、身体を床から浮かす。息を吐きながら腕を床に垂直に伸ばし、背中をそらす。息を吸いながら、腰を上げていき、あごを胸の方に引き付ける。息を吐きながら元の姿勢に戻る。

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